田谷直子さんのうつわ2
先日、この冬一番の寒波にブルブルと震えながら、久し振りに訪れた京都のギャラリー『草星』さんで手にしたルリ釉の深い碧が美しい蕎麦猪口です。神奈川で作陶されている田谷直子さんによる女性らしい温もりとやわらかさ溢れる半磁器のカップです。
村木雄児さんの唐津の湯飲み、島るり子さんの粉引きの筒湯飲み、額賀章夫さんの錆粉引きの蕎麦猪口、そして田谷直子さんのルリ釉の蕎麦猪口、どれにしようか「あーだこーだ」言いながら散々悩みました。さらさらの雪が舞う寒さの中、店主さんと色々と話しながら選びました。

イメージ

見込み

底面

正面1

正面2
【半磁器】
陶器と磁器の性質を併存し、やきものの本焼成温度としては低めの1,200~1,250℃で焼かれるため、絵付けや色釉薬の顔料の発色が良く、色彩豊かな表現が可能。陶器より長石などのフラックス(媒溶剤・融剤)の含有量が多く、よく焼き締まっていてほとんど磁器化してるが、わずかに吸水性がある。経年により釉薬の表面に細かなひびが入ってくることもある。磁器のように堅く陶器のようなやわらかな風合い。
【ルリ釉】
本焼成用の透明釉の中に呉須(やきものの染め付けに用いるコバルト化合物を含む鉱物)を入れて作る瑠璃色。
藍から碧に変わってゆくグラデーション、縦に流れる釉薬の流れやロクロ目が美しく、口縁や底面の焼き色が素敵なアクセントになっています。いつまで見ていても飽きない深い色みに癒されます。
うつわに TEAS'TEA のベルガモット&オレンジティーを注いでみました :-) んー、至福の瞬間。
鎌倉での個展の在廊日に脚を運んだり、偶然にも立川での納品日に居合せたり、数回しかお会いしてませんがその都度素敵な笑顔で対応して下さいます。
力強さの中にも細やかで丁寧な仕事が見受けられるのはそのせいでしょうか。字と同じように作品にもその人と成りが表れてしまうのが不思議なところです。
村木雄児さんの唐津の湯飲み、島るり子さんの粉引きの筒湯飲み、額賀章夫さんの錆粉引きの蕎麦猪口、そして田谷直子さんのルリ釉の蕎麦猪口、どれにしようか「あーだこーだ」言いながら散々悩みました。さらさらの雪が舞う寒さの中、店主さんと色々と話しながら選びました。





【半磁器】
陶器と磁器の性質を併存し、やきものの本焼成温度としては低めの1,200~1,250℃で焼かれるため、絵付けや色釉薬の顔料の発色が良く、色彩豊かな表現が可能。陶器より長石などのフラックス(媒溶剤・融剤)の含有量が多く、よく焼き締まっていてほとんど磁器化してるが、わずかに吸水性がある。経年により釉薬の表面に細かなひびが入ってくることもある。磁器のように堅く陶器のようなやわらかな風合い。
【ルリ釉】
本焼成用の透明釉の中に呉須(やきものの染め付けに用いるコバルト化合物を含む鉱物)を入れて作る瑠璃色。
藍から碧に変わってゆくグラデーション、縦に流れる釉薬の流れやロクロ目が美しく、口縁や底面の焼き色が素敵なアクセントになっています。いつまで見ていても飽きない深い色みに癒されます。
うつわに TEAS'TEA のベルガモット&オレンジティーを注いでみました :-) んー、至福の瞬間。
鎌倉での個展の在廊日に脚を運んだり、偶然にも立川での納品日に居合せたり、数回しかお会いしてませんがその都度素敵な笑顔で対応して下さいます。
力強さの中にも細やかで丁寧な仕事が見受けられるのはそのせいでしょうか。字と同じように作品にもその人と成りが表れてしまうのが不思議なところです。
by waninogena2
| 2015-02-10 11:29
| うつわ