岩谷雪子さんのオブジェ1
二月十四日、元麻布にある村上隆さんの主宰するギャラリー『Kaikai Kiki』さんで開催されていた「gallery's eye」。出展されていたギャラリー『やまほん』さんのブースにて手にした、「岩谷雪子」さん自ら採取した植物・庭石菖を編み込んだオブジェ。

イメージ

車窓から

壁面ロゴ

化粧箱

ネーム

庭石菖
新大阪駅から朝の新幹線に乗り込み、東京駅へと向かいます。昨晩から滋賀県を中心に降り積もった雪の影響でスピードを落としての走行でした。名古屋を過ぎた頃には快晴、富士山を通過する頃には日本晴れ、絶好の上京日和です。
広尾駅から徒歩10分くらいで『Kaikai Kiki』に到着です。地下へ降りる階段へ次々と人が吸い込まれていました。案の定、ギャラリーは人・人・人、人の流れは凄まじく、出展されている各ブースは既に熱量を帯びていました。
ギャラリー内をぐるぐると何周もして、靴も脱いだり履いたり、膨大な作品の数量に圧倒されるばかりです。
今回は、うつわは決めきれないと踏んで、オブジェに焦点を定めました。
気になり何度も脚を運んだのが「岩谷雪子」さんのオブジェです。5月に花をつける庭石菖を、伊賀市丸柱のギャラリー『やまほん』さんの周辺で採取されたそうです。
可憐な一本一本が丁寧に編み込まれた姿は、ふっくらとした円みを帯びていて、光に照らされたオブジェの陰影がとても美しく、花も実も落とし朽ちて行くはずの庭石菖に新たな息吹きが吹き込まれていました。
生活の中に言葉にできない何かを添えてくれる、そんな気がしてこの作品に決めました。
開催期間こそオープニングも含めた三日間、ある種お祭りのようでした。が、この企画の真の意義はオープニングを迎えるまで、各ギャラリーオーナーの対談にあるように思えてなりません。今後の生活工芸における方向性の一つの指針となることでしょう。
あるゆるモノがボーダレス化した中、何処へと向かってゆくのでしょうか。ギャラリーの存在する意義をギャラリーの眼を通して問いただすお祭りは、時間と共に輪郭がはっきりしてくることでしょう。
なんて、大層な意見を述べてしまった僕は、ドキドキとワクワクでお腹いっぱいにして、次なるギャラリーへと旅立ったのでした :-) つづく






新大阪駅から朝の新幹線に乗り込み、東京駅へと向かいます。昨晩から滋賀県を中心に降り積もった雪の影響でスピードを落としての走行でした。名古屋を過ぎた頃には快晴、富士山を通過する頃には日本晴れ、絶好の上京日和です。
広尾駅から徒歩10分くらいで『Kaikai Kiki』に到着です。地下へ降りる階段へ次々と人が吸い込まれていました。案の定、ギャラリーは人・人・人、人の流れは凄まじく、出展されている各ブースは既に熱量を帯びていました。
ギャラリー内をぐるぐると何周もして、靴も脱いだり履いたり、膨大な作品の数量に圧倒されるばかりです。
今回は、うつわは決めきれないと踏んで、オブジェに焦点を定めました。
気になり何度も脚を運んだのが「岩谷雪子」さんのオブジェです。5月に花をつける庭石菖を、伊賀市丸柱のギャラリー『やまほん』さんの周辺で採取されたそうです。
可憐な一本一本が丁寧に編み込まれた姿は、ふっくらとした円みを帯びていて、光に照らされたオブジェの陰影がとても美しく、花も実も落とし朽ちて行くはずの庭石菖に新たな息吹きが吹き込まれていました。
生活の中に言葉にできない何かを添えてくれる、そんな気がしてこの作品に決めました。
開催期間こそオープニングも含めた三日間、ある種お祭りのようでした。が、この企画の真の意義はオープニングを迎えるまで、各ギャラリーオーナーの対談にあるように思えてなりません。今後の生活工芸における方向性の一つの指針となることでしょう。
あるゆるモノがボーダレス化した中、何処へと向かってゆくのでしょうか。ギャラリーの存在する意義をギャラリーの眼を通して問いただすお祭りは、時間と共に輪郭がはっきりしてくることでしょう。
なんて、大層な意見を述べてしまった僕は、ドキドキとワクワクでお腹いっぱいにして、次なるギャラリーへと旅立ったのでした :-) つづく
by waninogena2
| 2015-02-17 11:10
| オブジェ