初夏の小田原アート散策
七月二十四日、暑さも薄れて気持ちのいい朝、なにやらホロホロと予定していた計画が崩れていく。どうやら小さな不運に好かれてしまったようだ。
いつもの美容院にいつものように電話を一本入れてみた。いつもの美容師が体調不良で電車を降りてそのまま帰路に着いたそうな。。。歯医者の予約のことをすっかり忘れていた。お詫びと再予約の電話を一本入れた。
予定の散策コースはこんな感じだった。
自宅→小田原→西荻窪→川越→八丁堀→六本木→自宅
人でごった返すJR町田駅で降りて小田急小田原線急行に乗り換えた。街の喧騒を離れモクモクと湧いてくる初夏の鮮やかな緑に癒される。梅雨はもう明けたのだろうか。
人でごった返すJR町田駅で降りて小田急小田原線急行に乗り換えた。街の喧騒を離れモクモクと湧いてくる初夏の鮮やかな緑に癒される。梅雨はもう明けたのだろうか。
隙間なく建つ家々の合間にポツンと緑があるのではなく、深まる緑の合間に家がポツンポツンと建っている。小川のせせらぎ、浅い谷、古工場、古家屋、錆びた鉄橋、錆びたトタン、時折見えるショベルカーの群れ。
ブルーグレイの空に包まれた山の連なりが目にやさしい。青々とした田園の所々に白鷺が立つ風景をガタンゴトンと過ぎてゆく。林立し始めた建物が小田原駅の近いことを知らせてくれた。
そんなこんなで、久しぶりの小田原散策のはじまりはじまり。
はじめに小田原駅の地下1FにあるHaRuNa小田原の菜の花ヴィレッジ内にある「菜の花 暮らしの道具店」さんに寄ってみました。移転してから訪れるのははじめてです。にもかかわらず、店員さんが僕のことを覚えてくれていて声を掛けてくれました。
小田原にあるgallery「うつわ 菜の花」さんで馴染みの道はもうあたまに入っています。いつもと違うルートを歩いてみました。それは小田原城と報徳二宮神社です。よくよく考えてみるとまだ一度も入ったことがなかったのです><日差しもやわらかく雰囲気を楽しみました。サーッと通り抜けただけですが。。。
イタリア語で焼いた土を意味するテラコッタ色が素敵な土壁、gallery『うつわ 菜の花』さんに到着です。昨日から「猿山修の仕事。」展が開催中です。内容と購入したモノは後日UPします。
うつわ菜の花の外観
「うつわ菜の花」さんからの帰路、またいつもと違うルートを歩いてみました。道に迷うべくして迷いながら再びの『菜の花 暮らしの道具店』さんです。
「森岡成好」さんの焼き〆の片口か徳利、「村木雄児」さんの粉引七寸鉢にしようと決めていました。散策を楽しんでいる間に片口は旅立っていました。よくある話ですよね ;-)
此処で購入したモノも後日UPします。
併設の「菜の花ムーンカフェ」で深煎り珈琲をコクコクと飲みながら一息つきました。ごちそうさまです。「望月通陽」さんのデザインした文字や絵が印象的な落ち着いたカフェでした。
予定していた散策コースは何処へ行ったのでしょうか。そうです、予定は未定なのです。結局、小田原散策のみで終わりましたとさ :-)
by waninogena2
| 2016-07-24 17:07
| 旅行と散歩