真夏の東京アート散策
敷き詰めたばかりのアスファルト(土瀝青)を、これでもかとジリジリ焦がしていたお日さまも、鳴りを潜めていた薄曇りの昼下がり、拭いきれない気だるい空気をエイっと吹き飛ばして、小走りに電車へと飛び込んだ。「駆け込み乗車は危険です。お止めください。」と響く夏の聲。。。
八月十九日、東京を散策しました。手始めに向かったのは、乃木坂駅から程近い国立新美術館です。地下1Fのミュージアムショップ『SFT スーベニアフロムトーキョー』の1ブースで展開されていた帽子専門店『tocit トチエット』さんを訪れました。偶然にも売場に立たれていたのはデザイナーの「垣根」さんだったのです。尾道市を拠点にてづくりの帽子にこだわり店舗を構えずに活動されてます。作っているのは熟練の帽子職人だったと記憶してます。
お気に入りをひとつ手にした僕は、混み合うルノワール展をものの数秒で素通りしてウキウキ気分で恵比寿駅へ降り立ちました。
by waninogena2
| 2016-08-28 21:27
| 旅行と散歩