沢田英男さんの展示1
ねむいネムイねむい、寝ても覚めても夢の中、待てど暮らせど朝はやって来ない。はてさて秋眠という言葉があるのだろうか。
昼夜の長さが等しい秋分の日、夜長月と言う言葉は当てはまらない。心地好い気候から覚めない眠りを指して夜が長いと言っているのかも知れない。
薄曇りのなかを小田急小田原線に揺られること60分、いつしか常磐線へと切り替わり話題の亀有駅を通り越して柏駅へと向かう。乗ったとき目前に座ってたのは、白シャツ、ジーンズ、白スニーカーの若い外人さん。降りるとき座ってたのは、白キャップ、猟師ベスト、灰スラックス、瓶底メガネにオリーブスニーカーの小柄なおじいさん。いつのまに掏り替わったのだろう。
カフェ風姿 定休日
昼夜の長さが等しい秋分の日、夜長月と言う言葉は当てはまらない。心地好い気候から覚めない眠りを指して夜が長いと言っているのかも知れない。
薄曇りのなかを小田急小田原線に揺られること60分、いつしか常磐線へと切り替わり話題の亀有駅を通り越して柏駅へと向かう。乗ったとき目前に座ってたのは、白シャツ、ジーンズ、白スニーカーの若い外人さん。降りるとき座ってたのは、白キャップ、猟師ベスト、灰スラックス、瓶底メガネにオリーブスニーカーの小柄なおじいさん。いつのまに掏り替わったのだろう。
渡独してマイスターシューラーとなった氏の世界観は日本のみでは得られなかったものでしょう。技法や作品の美しさのみに囚われない、自由な形象表現が胸の内を強く揺さぶります。無骨とユーモアを織り交ぜながらも、華美になり過ぎず、造り込み過ぎない絶妙なフィニッシュです。
作品の空間構成から日本的な余白の美、引き算の美を感じます。その一方で、美しからざる形象から哲学や宗教観などの思想的内面表現も感じました。ドイツ美術史上で最も有名なアルブレヒト・デューラーの重厚かつ繊細な美をみているかのようにドキドキするのです。
作品の空間構成から日本的な余白の美、引き算の美を感じます。その一方で、美しからざる形象から哲学や宗教観などの思想的内面表現も感じました。ドイツ美術史上で最も有名なアルブレヒト・デューラーの重厚かつ繊細な美をみているかのようにドキドキするのです。
帰り際、「近くで美味しい珈琲を飲めるお店はありませんか」と店主に訊いてみました。「雨の日の珈琲はお休みだったんです」と伝えると、「うちの2Fで良かったら珈琲だけなら出しますよ」と言ってくださりビックリ仰天感謝感激です。なぜなら既に閉店していたにもかかわらず開けてくれたのです。
素敵な空間で美味しい珈琲をのんで長居は禁物と肝に命じて、そそくさとお店を跡にしました。お心遣いありがとうございました :-)
by waninogena2
| 2016-09-22 08:55
| 展示