雨上がりの東急沿線アート散策 うつわ宙 -菊地勝展- 編
早朝から降り注ぐ雨、せっかくの休日も持て余してしまう程の曇天。二度、三度と睡魔に弄ばれて、気がつけば直前に迫る正午。顔をパパンと叩いて気合いを入れる。風邪なのか花粉症なのか分からぬまま、鼻をグズグズさせながら忙々と電車に乗り込んだ。

看板

イメージ4
十月八日、雨上がりの学芸大学~祐天寺~中目黒を散策してきました。
学芸大学駅から閑静な住宅街を抜けた場所にある碑文谷のgallery『うつわ宙』さんで初日を迎えた個展に行って来ました。山梨県北杜市で作陶されている「菊地 勝」さんのイマジネーション溢れる器形と漆喰のようなマチエール、絵画的表現が素敵過ぎなのです。

ロシアの画家ワシリー・カンディンスキーやスペインの画家ジョアン・ミロ、ドイツの建築家ミース・ファン・デル・ローエやブルーノ・タウトが思い起こされます。
「Less is more(より少ないことは、より豊かなこと)」という言葉があります。つまりは、最小限のモノで最大限のモノを表現する「ミニマリズム」、雑念をなくして無になる「禅」のようなものでしょうか。
僕のちっぽけな感性をビビビンッと刺激してきました。一発ノックアウトです。
【菊地勝 展】

展示1
会期 2016年10月8日(土) - 10月16日(日)
営業時間 11:00am - 6:00pm
11日(火)と12日(水)は休み
祐天寺駅と中目黒駅の中間地点にあるgallery『Pond Gallery』さんで開催中の「八代淳子-漆のカタチ」展さんにも行って来ました。
長野県軽井沢町で制作されている「八代 淳子」さんの漆器は、力強さの中に共生する女性ならではの優美さも魅力です。
長野県軽井沢町で制作されている「八代 淳子」さんの漆器は、力強さの中に共生する女性ならではの優美さも魅力です。

補強和紙を活かした繊細な器があればチェーンソーで削り出した豪胆な器もある、フワッとした質感を出すために漆と漆のあいだに炭粉を塗り込めたりと様々な技を駆使して表現されていました。
【八代淳子 ― 漆のカタチ】
会期 2016年10月1日(土) - 10日(月)
営業時間 14:00 - 20:00 会期中無休

他にも『やきもの長縄』さんでの「福島一紘展」、『アンティークフェア in 新宿』と時間のない中で道に迷いながらもジタバタしてきました。
TURRY'S COFFEEでカフェモカホットで寛いでいると、天地もひっくり返る衝撃の展開が待ってました。なっ、なな、なんと、あの川越のgallery『うつわノート』さんが、2016年10月10日より東京駅からも程近い八丁堀に支店をOPENさせるというのです。ゥヒャー :-O
TURRY'S COFFEEでカフェモカホットで寛いでいると、天地もひっくり返る衝撃の展開が待ってました。なっ、なな、なんと、あの川越のgallery『うつわノート』さんが、2016年10月10日より東京駅からも程近い八丁堀に支店をOPENさせるというのです。ゥヒャー :-O
by waninogena2
| 2016-10-09 01:46
| 展示