とある日の一枚
流されゆく鰯雲に感じた季節のそぞろ寒。稲藁をチュチュンと啄む雀たち、案山子見上げるは霧の帳に消えゆく真雁の群れ。角を切られては一大事と慌てふためく臆病な牡鹿、肥ゆる秋をモグモグ堪能する食いしん坊な猪。こんこんと沸く土鍋の傍らで悟りを開かんばかりの鳴子守。
一方、暢気な僕はと言うと、薫り豊かな茸の飯にポポンと鳴らした舌鼓。夕げのテーブルをパチリと写してブログの更新。
by waninogena2
| 2016-10-21 21:51
| うつわ