晩秋の八ヶ岳南麓+松本の旅路3 ぎゃるり灰月 -山田洋次展- 編
紅葉三分にもかかわらず木枯し舞う十月二十五日の朝、大天守、乾小天守、渡櫓、辰巳附櫓、月見櫓の五棟からなる現存するものとしては日本最古の五重六階の松本城天守群を観覧してきました。

展示案内
天守内には歴史の代弁者とも言うべき品々が所狭しと展示されていました。大量生産の叶わぬ時代、職人が一つ一つに最高の技術で臨んだ結果の美しさがそこにありました。江戸時代の美意識の高さには脱帽するばかりです。
歴代の城主は、ここからの眺望になにを想いなにを託していたのでしょう。歴史ロマンに触れた時間でした。
にしてもあの床の冷たさ、身体の芯まで冷えて身震いが止まりません。トイレが近くなってしまいます。。ブルブル
冷たい風の混じる小雨に濡れる天守をボーッと見上げながらホットココアで一息です。気持ちも新たに開店直後の松本市内にあるgallery『ぎゃるり灰月』さんと扉を開けました。開催中の「山田洋次展 ~スリップウェアと黄釉の器~」の始まりです。

あともう少し
by waninogena2
| 2016-10-28 19:21
| 展示