生活工芸と作用の展示
昨夜、神楽坂駅目前の商業施設内にあるスペース『la kagu 2F soko』で開催中の「生活工芸と作用」を見てきました。

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1920年代から2010年代へと続く生活工芸派(と言うらしい)。特色として「自我の最小化と器の彫刻化(彫刻の器化、ではなく)」
その器を物におきかえると、小林和人さん(OUTBOUND)の唱える作用派(と言うらしい)。の作品の特色になるのではないか。
両様の作をくらべてみたいとの思いを発端とした企画なのだそうです。切り口や視点が面白く是非見ておきたいとの思いから、はやる気持ちをおさえて神楽坂の地に降り立ちました。
結論から言いますと、消化不良になってしまいました。。

拝聴していないので本当のところは分かりませんが、十八日に行われた『ギャルリももぐさ』の「安藤雅信」さん・『gallery yamahon』の「山本忠臣」さん、『OUTBOUND』の「小林和人」さん・『Gallery SU』の「山内彩子」さんの対談に、この企画の全てがあったのではないでしょうか。そう思えてなりません。
力量ある作家の作品の一つ一つはとても素晴らしく一見の価値ありです。ただ、一般galleryの常設展示の風呂敷を広くしただけとの感も否めません。この作品は買えるのかな、手に取っても良いのかな、と誰もいない空間でキョロキョロしていました。
「話を聴かなくても分かる」と言う人もいるでしょうが、僕にはない視点からの景色をもっと深くまで見つめてみたかったのです。もっと早い時間や週末に行けばまた違うのかも知れませんが。。
色々と思うところはありつつも、一番小さな銀彩スプーンを買って帰りました :-) カワイイ
工芸青花7号でも特集されるそうなので、詳しく知りたい方は読んでみた方が良さそうです。
【青花の会 | 展覧会 生活工芸と作用】
期間 : 2017年1月18日(水) - 2月15日(水)
時間 : 11時 → 20時半 (最終日18時) | 無休
会場 : la kagu 2F soko
出展 : 生活工芸 - ギャルリももぐさ | gallery yamahon
作用-OUTBOUND | Gallery SU
by waninogena2
| 2017-01-21 18:54
| 展示