梅雨の晴れ間の東京アート散策
咳喘息になってから四十日、吸入器がないと話すことすらままならず。言葉と一緒に無くした脳みその使い途、少しばかり腐っているのか文章がうまく綴れない。。
六月十六日、中央区八丁堀にあるgallery『プラグマタ』さんで手にした純銀のカトラリー。東京都で制作されている「鎌田奈穂」さんのシンプルな形に浮かぶ槌の叩き目の美しいスプーン。
京都市左京区にある本屋『恵文社 生活館』で手にした白磁の輪花皿。手にしてからもう十年は経つだろうか。高台裏に23の刻印があるのだけれど、今となっては誰の作品だか分からない。不均衡な鎬がリズミカルで見ていて楽しい。




上野へ移動して、『東京都美術館』で開催されているボイマンス美術館所蔵「ブリューゲル バベルの塔」展へ。「ヒエロニムス・ボス」と「ピーテル・ブリューゲル1世」は、日本で言うところの奇想絵師と言ったところ。奇天烈な怪物が所狭しと散りばめられていて子供のように目を爛々とさせながら。
それにしてもモチーフが細かすぎてオペラグラスがないと辛い。。朝の澄んだ光の中で手元に引き寄せてじっくり堪能してみたいと思ったのは僕だけだろうか。
それにしても梅雨の晴れ間は暑かった :-) ナツハチカイ
by waninogena2
| 2017-06-16 22:28
| 旅行と散歩