浜野まゆみさんのうつわ 其の参 2018.12.10
引き続き北風の舞う文京区千駄木地区。通りを行き交う人はマフラーが必須。斯く言う僕もマフラーが手放せない。足元には小型電気ストーブまで準備する始末。こんなことで、冬本番の年末年始、1月、2月と乗り切れるのだろうか。アンティークドアの隙間から吹き込む風が身に染みる。声を出して体温上げていこう。
染付鳥文3寸皿 Φ102~104


おまけ イギリスから持ち帰った古い木製どんぐり型オブジェ
佐賀県唐津市で作陶されている陶芸家・浜野まゆみさんの小皿のご紹介です。縁には初期伊万里によく見られる七宝繋ぎ、見込みに五羽の鳥が描かれています。
七宝文様は、古くは四方襷とも呼ばれ四方が七宝へと変化したとされます。それらを繋ぐことで無限に広がる平和や子孫繁栄、円満や調和を意味するとても縁起のいい意匠です。

七宝とは仏教の言葉で、「金、銀、瑠璃(青い宝石)、玻璃(水晶)、シャコ貝、珊瑚、瑪瑙(縞状の鉱物)」のことを指し、世界中の宝物を表します。
by waninogena2
| 2018-12-15 13:13
| うつわ