大村剛さんのうつわ 其の弐 2018.12.21
そう言えば、春一番はもう吹いたのだろうか。今日の舞っている風は、春何番なのだろう。深く考えても仕方がないので、留めることなく流しておいた。 福岡県うきは市で作陶されている陶芸家・大村剛さんの耐熱色絵ポットです。
エッジの効いた器胎からすっと伸びるように取っ手や注ぎ口が付けられています。強靭さとしなやかさを持ち合わせた姿は、スポットライトを浴びて踊るプリンシパルのようです。
直接、お湯を沸かして急須や宝瓶に注ぐも良し、チャイ用に紅茶を煮出すのにも良いでしょう。
Φ100 W180(取っ手含む) D135(注ぎ口含む) H90
色絵ぐいのみです。感覚的に、烏龍茶や鉄観音茶などの青茶の香りを嗅ぐための専用茶杯・聞香杯としても使えそうです。
現代陶芸に限らず、骨董やアンティークでも、正解かどうかは分かりませんが、イメージ次第で何にでも転用出来てしまいます。
ミドリ Φ46 H54 /グレー Φ45 H56 /アカ Φ46 H56
台湾か香港からのお客様が、耐熱色絵ポットと色絵ぐいのみと古道具の五徳をまとめて買っていかれた。おそらく茶器として使うのだろう。英語の話せない僕には想像するしかなかった :-)
by waninogena2
| 2019-02-23 15:03
| うつわ