煎茶と花 - 花の章 -
窓辺やテーブルにそっと野の草花を生けて、視界に転がしながらゆったりした気持ちで新茶を飲む。そんな風景を伝えて根津の花木屋店主の岡野廣美さんに生けて頂きました。
彼女の生ける草花は、枯れた空間にやわらかな時間を流してくれます。それも手伝ってか長居して下さるお客様が多発しています。
9人の作家が各々の解釈で形にした花生けは、強く主張することなく野の草花をやさしく受け入れています。散歩の途中に目にした名もなき路傍の花をそっと生けてみたくなるのです。
by waninogena2
| 2019-06-11 23:58
| 展示