小倉広太郎さんのうつわ1
朝夕が涼しくなり、木のぬくもりがなんとも嬉しい季節。気温が下がるにつれてお客様の手に取られることの増える木工品。年輪を眺めながら幾月を想う。
滋賀県甲賀市の木工家・小倉広太郎さんの茶托です。

初めて作品を拝見してから幾日が過ぎたのでしょう。ようやくご紹介出来ることとなりました。
木の発するちいさな声に耳を傾けて。形に木を合わせるのではなく、さの木に合う形を見つけるのだそうです。
質感をいかした塗装なしの白木の作品は常に呼吸をしています。使えば使うほどに新たな一面を垣間見さてくれるかとでしょう。
日を追うごとに変化していく様をどうぞお愉しみください。
by waninogena2
| 2019-09-17 16:24
| うつわ