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カテゴリ:オブジェ( 15 )

井本真紀さんのオブジェ4

のらりくらりのブログ更新。溜まりに溜まってそのうち忘れていくのだろうか。そう思いながらも思い出したように更新。気分屋な自分もまた自分である。なんとかかんとか云々。。

おっ、なんだか外が明るくなってきた。
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瓶の口縁から頸部にかけて穴が通してある。ここで視線を下部に移してみる。

ガラスの粘り畝りが胸部・腹部の空間を塞ぎ水が溜まることを拒んでいる。

瓶とは、陶器やガラス製で液体などを入れる容器とある。

瓶としての機能を持ち合わせない瓶。

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作品 No.4/Φ70 H185
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by waninogena2 | 2019-09-16 15:43 | オブジェ | Comments(0)

井本真紀さんのオブジェ3


昨夜から続いた雨も今朝方には小糠雨に変わった。その小糠雨もあがり白く霞んだ大気に包まれた昼下がり。連休の最終日は道行く人もまばらで下町の路地裏はそこはかとない寂しさが漂う。子供たちのスケボーで遊ぶ音だけがやけに響いている。
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氷河をきりとったかのように白く青い塊。違いがあるとすれば渇いているところだろうか。無限に広がるイマジネーション。

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作品No.3 W92 D71 H71
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by waninogena2 | 2019-09-16 15:20 | オブジェ | Comments(0)

井本真紀さんのオブジェ2

ジリジリと肌を焦がす灼熱の太陽が焦げるほどに匂い立つアスファルトの地面を刺してくる月曜日の午後。
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石膏の型に詰めた硝子の粉を低温で焼成することで得られた質感。それと同時に失われた機能性。

この作品に水は溜められない。たとえ底を塞いだとしてもボディーからジワリジワリと滲み出して表情を変えてゆく。

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作品 No.7
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一服の涼を小さな青天に求めようとただただ眺めています :-)ヒンヤリ








by waninogena2 | 2019-08-05 13:37 | オブジェ | Comments(0)

井本真紀さんのオブジェ1

夏の盛りに見る幾重もの硝子の重ねは、どこか脆く儚げげで、朽ち果てる一歩手前で確かに止まっている。パートドヴェール・キルンワークと呼ばれる技法で生まれる質感。
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音は聴くだけでなく触ることもできるらしい。所謂、波動を捉えて肌で感じるということだろうか。

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作品 No.1

井本真紀さんの硝子にはなぜか触覚が反応することがある。実際に触れるのではなく、視覚で捉えた物体から音を感じ取れるのだ。シャカシャカ、バリン、クシャッ。

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素材を通り越したその先に見えてくるもの。各々が描く心象風景こそが、崩れることなき唯一確かな存在なのかも知れない。

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by waninogena2 | 2019-08-04 14:52 | オブジェ | Comments(0)

打田翠さんのオブジェ1

晩秋のはじまりに一つだけもいだヒンヤリとした果実、二ヶ月経った今も一向に色づく素振りを見せない。雪のように白いまま、部屋の片隅で青い朝の光を浴びている。そのうち、陶の猿が頂に登って居座ってしまった。まもなく小禽の出番がやって来るとも知らずに。

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イメージ

新潟に入って早くも十日、日毎に冷たくなる風に身を屈めている。ふと前に視線をやると、室外機の下で斑猫が身を屈めてモゴモゴしている。背を丸めた様はあたかも大きな芋団子のようで僕の気持ちを少しばかり温めてくれた。

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斑猫

十月九日、川越市内にあるgallery『うつわノート』さんで手にした雪白のオブジェです。岐阜県瑞浪市で作陶されている「打田翠」さんの森閑とした朝の含みを帯びたかのような磁土の塊です。

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イメージ


実際にお話してみて、打田翠さんの中で何かが変わりつつあるように感じました。近年、自然の力が創り出す器肌の変化(窯変)に注力されています。


「此まで主に取り組まれてきた練り込みや磁土のオブジェは、自
らのイマジネーションの中に追求する美しさ、言うなれば必然性優位の美。」「此度の個展で主に取り組まれたRAKUやlandscapeは、自らのイマジネーションの外に追究する美しさ、言うなれば偶然性優位の美。」勿論、どちらの美も積み重ねた研鑽があってはじめて成せる業なのです。


何度も叩きつけて磁土に含まれる空気を抜いて馴染ませたあと、生まれたイマジネーションに任せて形にしていきます。打田翠さんはこの作業が好きだと言います。オブジェを作ることは慣れ親しんだ作業が故の安心があるのかも知れません。写経や座禅にみる無の境地がそこにあるのでしょうか。

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「思い描いたものを作る、即ち必然。」
「思い描けないものを創る、即ち偶然。」

変わらぬもの、変わるもの、両方を手にした今、作品にどう影響してくるのでしょう。

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磁肌1
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磁肌2

過去の必然的作業、現在の必然的作業、同じようでいても何かが大きく変わっているのかも知れません。

ん~、モッツァレラチーズに見えなくもない :-)








by waninogena2 | 2016-11-28 21:00 | オブジェ | Comments(0)

tocit -トチエット- の帽子1

季節外れの夏日、十月に入ったにもかかわらずまだまだ晩夏の日差しが眩しい。庇の下から空を見上げてみれば、細かく千切れた薄雲が到来を報せてくれている。やはり季節はうつくしき初秋である。


遡る八月十九日、国立新美術館地下1Fにあるミュージアムショップ『SOVVENIR FROM TOKYO』で手にした日差しの中にやさしく浮かぶ帽子です。「垣根千晶」さんがデザインし、尾道市にある「藤井製帽」さんが製作しているbrand『tocit』さんのサラリとした触り心地のペーパーハットです。

「人、モノ、出逢いを大切に紡ぎたいという願いを込めてスタートした」というtocit は尾道市を拠点に活動しています。掛けて飾れるをコンセプトに日常の風景にそっと寄り添う帽子を届けてくれます。

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イメージ
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側面1
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正面
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側面2
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背面
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ハットピン
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ネームプレート
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頭頂部
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ブランドタグ
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リサイズ1
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リサイズ2
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リサイズ3

偶然にも売場に立っていたのは垣根千晶さん、選んでいる僕に気さくに声を掛けてくれました。定番である麦藁色を選ぼうとしていたところ、幾つか被る中で一番似合うと言われた灰緑色に急遽変更です。早春から晩秋にかけて長くたのしめそうな使い回しの利く落ち着いた配色の中に、鈍く煌めく真鍮製のネームプレートとピンがアクセントとなって引き締めてくれています。

丁寧な作りに散りばめられた遊び心と育てるたのしみに溢れています。たゆたう時間の中で変化してゆく唯一無二の色や形に出逢えることでしょう :-)








by waninogena2 | 2016-10-04 11:37 | オブジェ | Comments(0)

沢田英男さんの彫刻1

九月二十一日、柏市にあるgallery『うつわ 萬器』さんで手にした小さな動物彫刻です。埼玉県ふじみ野で作彫されている「沢田英男」さんのなにかに興味を示してヌーッと首を伸ばした姿が愛らしい掌サイズのオコジョです。
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なんだろう
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展示風景
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右正面
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背面
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左正面
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裏面サイン

欅材を使った静と動が混在する素敵な小品です。木片に塗られた筆痕いっぱいのペールグリーンが効いてます。ケヤキの仄かな匂いにも癒されます。これからは僕の生活に寄り添ってくれることでしょう。

小さな小さな虫を見つけたオコジョは、好奇心に負けて首を伸ばします。その瞬間、鼻っ面をプスっと刺されてしまいました。イテテテテ


by waninogena2 | 2016-09-27 17:09 | オブジェ | Comments(0)

クロヌマタカトシさんのオブジェ1

台風、台風、台風、去りゆく姿に安堵したのも束の間のまさかまさかの猛威を奮った温帯低気圧に愕然としています。「南風月」とはよく言ったものですね。。。燕はちゃんと去れたのでしょうか、雁はちゃんと来れるのでしょうか、葉っぱは落ちても月は見えません目頭が紅く染まるばかりの葉月から長月へとうつりゆく九月の始まりです。寝ても覚めても蛙の大合唱、そんな季節の到来です。

七月十日、今更ですが、西荻窪のgallery『みずのそら』さんで手にした「クロヌマタカトシ」さんの装身具です。幹の周囲が10㍍を超すモノも珍しくない楠から削り出したちいさなちいさな三日月のブローチです。こんもりとした樹形とは真逆のスーッと伸びた彫形が美しく、ザクザクッとした鑿痕に手塗りの古色が相俟った晒された風の記憶に心奪われます。

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三日月の装身具
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イメージ1ー1
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イメージ1ー2
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イメージ1ー3
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イメージ2ー1
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イメージ2ー2
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イメージ3ー1

月の切っ先にドライフラワーの花束を吊るして楽しんでいます :-)








by waninogena2 | 2016-09-09 10:07 | オブジェ | Comments(0)

島田篤さんのオブジェ1

五月二十日、東京駅から徒歩圏内にあるgallery『プラグマタ』さんで手にした焼き〆のオブジェです。岐阜県多治見市で作陶されている「島田篤」さん無限大を表すかのような造形とカタチを留めることの終焉を迎えた砂岩のような脆さの垣間見れる面白い作品となってます。

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イメージ
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側面1
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側面2
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側面3
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側面4
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表面
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裏面

オーナー曰く、炭とオブジェを入れた耐火性のある箱を窯で焼いてあるそうです。炭に接していた部分は黒く炭化し、炭との距離に比例するように煉瓦色から肌色へとグラデーションがかかっています。中は空洞になっていて振ると土鈴のようなカラカラと乾いた音がします。

イマジネーション次第で如何様にも染まるオブジェ、尽きぬ興味は日常に小さな花を添えてくれることでしょう:-)








by waninogena2 | 2016-06-10 22:21 | オブジェ | Comments(0)

平澤まりこさんと井藤昌志さんのコラボレーション

三月四日、松本市内にある井藤昌志さんが展開する『LABORATORIO』にある井藤昌志さんのセレクトショップ「the BOX SHOP」で手にした贅沢なコラボレーション作品です。東京で活動されているイラストレーター・平澤まりこさんの手によるイラスト原画と、松本市で制作されている木工作家・井藤昌志さんの手による額縁です。

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ラボラトリオにて
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包装
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正面
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背面
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側面1
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側面2
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拡大


購入した際、額縁の底には深く亀裂が走っていました。そこから約五十日とゆう時を経てようやく手元に届きました。補修ではなく一から作り直して下さったことに感無量の思いでいっぱいです。果報は寝て待てとはよく言ったものですね。

小さな道化師たち、馬の玩具になにを想いながら戯れているのでしょうか。ショーに向けたレッスンに励んでいる途中なのでしょうか。黄色い衣裳に黄色い塗装、赤い衣裳に赤い塗装、道化師も作家も二人の息はピッタリなのです。

日々の疲れを癒してくれるモノが家の中にまた一つ増えました:-)










by waninogena2 | 2016-04-24 18:28 | オブジェ | Comments(0)


文京区千駄木にある現代作家のうつわのギャラリー 箒星+g のブログ。目に、手のひらに、そして気持ちに。日々の生活の中にある心地好いモノ達。


by houkivoshi

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