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勝本みつるさんの展示

十四日、「gallery's eye」に引き続き銀座八丁目にある『クリエイションギャラリーG8』さんで開催中の「8人の女たち」を観てきました。
気になっていた勝本みつるさんの作品が個人蔵と新作も含めて9点展示されてました。様々なジャンルで活躍中の日本を代表する8人の女性クリエイターによる作品が所狭しと展示されてます。

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展示Ⅰ
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展示Ⅱ
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展示Ⅲ
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展示Ⅳ

鬼才フランソワ・オゾン氏の作品にも確か「8人の女たち」があった。雪に閉ざされた大邸宅を舞台に繰り広げられる妖しくも美しい現代フランスを代表する新旧8人の女優による密室推理劇。

作家ロベール・トマの戯曲や監督フランソワ・オゾンの映画を意識しているか定かではないが、共通するのは自らの能力を駆使して多種多様な表現を可能にしていることだろうか。


メルヘンとシュルレアリスム、相反する二つの性質が同居する勝本みつるさんの世界観をより深く知りたくなった :-)







by waninogena2 | 2015-02-20 13:36 | 展示 | Comments(0)

岩谷雪子さんのオブジェ1

二月十四日、元麻布にある村上隆さんの主宰するギャラリー『Kaikai Kiki』さんで開催されていた「gallery's eye」。出展されていたギャラリー『やまほん』さんのブースにて手にした、「岩谷雪子」さん自ら採取した植物・庭石菖を編み込んだオブジェ。

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車窓から
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壁面ロゴ
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化粧箱
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ネーム
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庭石菖

新大阪駅から朝の新幹線に乗り込み、東京駅へと向かいます。昨晩から滋賀県を中心に降り積もった雪の影響でスピードを落としての走行でした。名古屋を過ぎた頃には快晴、富士山を通過する頃には日本晴れ、絶好の上京日和です。

広尾駅から徒歩10分くらいで『Kaikai Kiki』に到着です。地下へ降りる階段へ次々と人が吸い込まれていました。案の定、ギャラリーは人・人・人、人の流れは凄まじく、出展されている各ブースは既に熱量を帯びていました。

ギャラリー内をぐるぐると何周もして、靴も脱いだり履いたり、膨大な作品の数量に圧倒されるばかりです。

今回は、うつわは決めきれないと踏んで、オブジェに焦点を定めました。


気になり何度も脚を運んだのが「岩谷雪子」さんのオブジェです。5月に花をつける庭石菖を、伊賀市丸柱のギャラリー『やまほん』さんの周辺で採取されたそうです。

可憐な一本一本が丁寧に編み込まれた姿は、ふっくらとした円みを帯びていて、光に照らされたオブジェの陰影がとても美しく、花も実も落とし朽ちて行くはずの庭石菖に新たな息吹きが吹き込まれていました。

生活の中に言葉にできない何かを添えてくれる、そんな気がしてこの作品に決めました。


開催期間こそオープニングも含めた三日間、ある種お祭りのようでした。が、この企画の真の意義はオープニングを迎えるまで、各ギャラリーオーナーの対談にあるように思えてなりません。今後の生活工芸における方向性の一つの指針となることでしょう。

あるゆるモノがボーダレス化した中、何処へと向かってゆくのでしょうか。ギャラリーの存在する意義をギャラリーの眼を通して問いただすお祭りは、時間と共に輪郭がはっきりしてくることでしょう。


なんて、大層な意見を述べてしまった僕は、ドキドキとワクワクでお腹いっぱいにして、次なるギャラリーへと旅立ったのでした :-) つづく







by waninogena2 | 2015-02-17 11:10 | オブジェ | Comments(0)

岸野寛さんのうつわ2

七年前、伊賀市丸柱のギャラリー『やまほん』さんで手にした輪花小鉢です。伊賀市丸柱で作陶されている岸野寛さんのやわらかな空気を纏った粉引きです。

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見込み
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高台
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斜め
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斜め

ふっくらとした輪郭と品のある佇まい、それでいて温もりに溢れてます。
使う人の側に立ったモノヅクリをされていて、高台をサラサラになるまで研磨しています。キズの目立ちやすいテーブルでも気兼ねなく使えるのです。

古陶にも似た風格さえ漂っています。一度はお会いしたいと思う作家の一人です。


さて、明日は早起きして東京入りします :-) わくわくどきどき







by waninogena2 | 2015-02-13 21:28 | うつわ | Comments(0)

田中大喜さんのうつわ1

九年程前、オンラインショップで手に入れた六寸の平皿です。滋賀県で作陶されている田中大喜さんのシャープな作りと暖かみのある轆轤の目、溶けたチョコレートのような釉薬の濃淡が素敵です。

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表面
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裏面
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斜め
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斜め

今でこそ各地のギャラリーに脚を運んでますが、当時は生活圏にあるギャラリーで扱っていない作家モノは、インターネットで探して手に入れてました。届くまで期待と不安が入り混じり、どちらかと言えば不安が勝っていた記憶があります。

実際に手にしたときのサイズ感や重さ、目に映る色みはネットからでは伝わって来ません。ギャラリーに辿り着くまでのドキドキ感、特別な空間で楽しむワクワク感、帰り道の幸せな時間、ネットでは得られないものばかりです。

とか言いつつ、ネットも重宝してます。身体的・金銭的・時間的な制約のある中で、誰もが現地へ赴ける訳ではありません。そのような人にとってネットの存在は本当にありがたいのです。その当時の僕にとっても、本当に稀有な存在でした。

おかげで色んな作家の存在を知ることができ、果ては手にすることまでできました。この点に関してはネット万歳です。

今後、身近になった生活工芸との距離感はどのような変遷を辿ってゆくのでしょうか。僕の拙い未来と同じくらい気になります :-)







by waninogena2 | 2015-02-12 21:21 | うつわ | Comments(0)

勝本みつるさんのオブジェ

昨日、京都・一乗寺の本屋『恵文社』さんで見つけた美術作家「勝本みつる」さんの仕事、その世界観がとても気になります。

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近日、銀座で開催されている企画展を観に行けそうです :-)







by waninogena2 | 2015-02-10 15:39 | オブジェ | Comments(0)

田谷直子さんのうつわ2

先日、この冬一番の寒波にブルブルと震えながら、久し振りに訪れた京都のギャラリー『草星』さんで手にしたルリ釉の深い碧が美しい蕎麦猪口です。神奈川で作陶されている田谷直子さんによる女性らしい温もりとやわらかさ溢れる半磁器のカップです。

村木雄児さんの唐津の湯飲み、島るり子さんの粉引きの筒湯飲み、額賀章夫さんの錆粉引きの蕎麦猪口、そして田谷直子さんのルリ釉の蕎麦猪口、どれにしようか「あーだこーだ」言いながら散々悩みました。さらさらの雪が舞う寒さの中、店主さんと色々と話しながら選びました。

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イメージ
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見込み
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底面
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正面1
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正面2

【半磁器】
陶器と磁器の性質を併存し、やきものの本焼成温度としては低めの1,200~1,250℃で焼かれるため、絵付けや色釉薬の顔料の発色が良く、色彩豊かな表現が可能。陶器より長石などのフラックス(媒溶剤・融剤)の含有量が多く、よく焼き締まっていてほとんど磁器化してるが、わずかに吸水性がある。経年により釉薬の表面に細かなひびが入ってくることもある。磁器のように堅く陶器のようなやわらかな風合い。

【ルリ釉】
本焼成用の透明釉の中に呉須(やきものの染め付けに用いるコバルト化合物を含む鉱物)を入れて作る瑠璃色。


藍から碧に変わってゆくグラデーション、縦に流れる釉薬の流れやロクロ目が美しく、口縁や底面の焼き色が素敵なアクセントになっています。いつまで見ていても飽きない深い色みに癒されます。
うつわに TEAS'TEA のベルガモット&オレンジティーを注いでみました :-) んー、至福の瞬間。

鎌倉での個展の在廊日に脚を運んだり、偶然にも立川での納品日に居合せたり、数回しかお会いしてませんがその都度素敵な笑顔で対応して下さいます。

力強さの中にも細やかで丁寧な仕事が見受けられるのはそのせいでしょうか。字と同じように作品にもその人と成りが表れてしまうのが不思議なところです。







by waninogena2 | 2015-02-10 11:29 | うつわ | Comments(0)

石田誠さんのうつわ2

昨夏、鎌倉のギャラリー『御成NEAR 』さんで開催された「まことのマコト展2014」。手にしたのは化粧土の流れが素敵な無地のスリップウェア。愛媛県で作陶されている石田誠さんの小さな蕎麦猪口。

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見込み
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高台
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正面Ⅰ
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正面Ⅱ

石田誠さんのスリップウェアに初めて出会ったのは、『うつわ祥見』で開催された五年前の個展でした。濃茶の下地にゆるりと描かれた弧線の小皿が素敵でした。釉薬を定着させるのが難しく試行錯誤してると店主が話してくれました。


日本の地で日本人によって見出だされた「英国スリップウェア」は、英国の風土が育んだ質実剛健で素朴、活々とした生命力に溢れるものです。18~19世紀、スタッフォードシャー(イングランド中部の州)を中心に無名の陶工の手により大量に作られた日常雑器でした。

1909年に出版されたチャールズ・ロマックスの著書『Quaint Old English Pottery (古風な英国陶器)』。1913年(大正2)に冨本憲吉と柳宗悦が日本橋丸善で偶然見つけ購入し、友人でもあったバーナード・リーチにも教えました。後に濱田庄司や河井寛次郎なども巻き込んで日本の近代陶芸の礎を築きました。


中世の古陶の伝統を色濃く受け継いでいるのが Slip Ware (流描手)です。白色や有色の泥漿(水と粘土を適度な濃度に混ぜたもの)状の化粧土で装飾し、ガレナ釉と呼ばれる鉛釉を掛けて焼成します。


そのような流れを石田誠さんも意識しているのかどうかは分かりませんが、ぬくもりに溢れたこの小さな蕎麦猪口で飲む濃いめの珈琲は格別です。あまりブラックで飲まない僕は、コーヒーの花から採ったハチミツで甘味と酸味を加え、さらにミルクをポタリと落とし、円やかにしてコクコクっと飲み干します :-)







by waninogena2 | 2015-02-04 13:15 | うつわ | Comments(0)


文京区千駄木にある現代作家のうつわのギャラリー 箒星+g のブログ。目に、手のひらに、そして気持ちに。日々の生活の中にある心地好いモノ達。


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