人気ブログランキング |

<   2016年 05月 ( 3 )   > この月の画像一覧

馬喰町散策

本日、初めて馬喰町界隈を散策してきました。まずは『STARNET TOKYO』さんをチラッと覗いてみました。ほんの数日前まで開催されていた「額賀章夫 陶展」に間に合わなかったのが残念です><
次に向かったのは、ビルの二階にある隠れ家のような『馬喰町ART+EAT』さんです。静けさに包まれる中で「セツローさん 88歳のてしごと展」を楽しんできました。

馬喰町散策_f0351305_21221520.jpg
ブレンド珈琲&キャロットケーキ


セツローさんとは、高知県で作陶されている陶芸家 小野哲平さんのお父様であり洋画家 小野セツローさんのことです。脳梗塞を二度経験して片腕しか使えぬハンデ、それを微塵も感じさせない衰えぬ創作意欲と辿り着いた無我の境地、技術を超えたモノを胸の奥にストンと落としてきました。

セツローさんの絵と陶とかんざしと、哲平さんとお孫さんの器も少々、美味しい珈琲とケーキに舌鼓を打ちながら堪能してきました :-)


P.S.馬喰町散策の前に八丁堀のgallery『プラグマタ』さんで開催中の「島田篤」さんの個展に顔を出してきました ;-) またのちほど、、。








by waninogena2 | 2016-05-20 21:20 | 旅行と散歩 | Comments(0)

藤田佳三さんのうつわ1

四月二十四日、川越のgallery『うつわノート』さんで手にした染付マルチカップです。亀岡市で作陶されている「藤田佳三」さんの粉引ベースに滲んだような染付が特徴の安南手(絞り手)のうつわです。通常、染付には磁器を使うのですが陶土に白化粧を施し呉須で草花文様の絵付をしています。

藤田佳三さんのうつわ1_f0351305_09512129.jpg
イメージ
藤田佳三さんのうつわ1_f0351305_09514100.jpg
正面1
藤田佳三さんのうつわ1_f0351305_09521525.jpg
側面1
藤田佳三さんのうつわ1_f0351305_09515669.jpg
正面2
藤田佳三さんのうつわ1_f0351305_09523606.jpg
側面2
藤田佳三さんのうつわ1_f0351305_09525200.jpg
見込み
藤田佳三さんのうつわ1_f0351305_09530692.jpg
高台
藤田佳三さんのうつわ1_f0351305_09532413.jpg
ズーム1
藤田佳三さんのうつわ1_f0351305_09533886.jpg
ズーム2

キリッとした筆致ではなく肌に溶け合うように浮かぶ文様は市井から生まれた自然体の美が息づいています。格好つけた美とも違う日常に寄り添った器です。

使い勝手を考えた食器がズラリと並ぶ中、チラホラと一品モノのうつわも見受けられました。表現者としての一面を掘り下げた作品です。研ぎ澄まされた感覚と執念にも似た探究心がそこにありました。

生活を考えていく上で商業面はとても大切です。しかし、それだけで満足出来ないのが作家の作家たる所以だと僕は考えます。深い部分には商業面を無視してでも思いの丈を表現したいと言うあつい塊があるはずですから。

生活に根差したやわらかな食器の温もりと表現者として格好つけた作品の熱さを同じ空間で一度に味わえたことが嬉しかったです。商業作家のみで終わらない、そんな作家が一人でも増えていくことを切に願います。あくまでも暢気な僕の身勝手な願望です :-)








by waninogena2 | 2016-05-19 15:27 | うつわ | Comments(0)

松本治幸さんのうつわ1

四月二十四日、東京都中央区八丁堀にあるgallery『pragmata -プラグマタ-』さんで手にした驚くほどに薄くて軽い猪口です。甲賀市信楽町にて作陶されている松本治幸さんの窯変による様々な黒が美しい黒磁のうつわです。

松本治幸さんのうつわ1_f0351305_11231076.jpg
イメージ
松本治幸さんのうつわ1_f0351305_11234285.jpg
正面1
松本治幸さんのうつわ1_f0351305_11243129.jpg
側面1
松本治幸さんのうつわ1_f0351305_11245992.jpg
正面2
松本治幸さんのうつわ1_f0351305_11252826.jpg
側面2
松本治幸さんのうつわ1_f0351305_11255820.jpg
見込み
松本治幸さんのうつわ1_f0351305_11261875.jpg
底面

シャープに立ち上がった端正な形状、轆轤による成型なのでしょうか。だとすれば、恐ろしく繊細で確かな技術です。
青みや赤みを帯びた黒の美しい色彩、酸化や還元と呼ばれる焼成時の酸素量によるものなのでしょうか。丹念に研かれたり雨に晒された金属のようでもあります。

水に浮くことを可能にする軽さ、光を透過させる薄さ、手にした途端に僕の持っていた浅はかな既成概念はいとも簡単に崩れ落ちていくのでした。バリバリッと砕けてしまいそうなボディーから漂う儚さは純然たる美しさへと昇華していきます。

一見すると冷たくも感じる形状と色彩ですが、僅かに残った轆轤目や波の痕が心地好く手に馴染みます。極薄なので熱いモノには適しませんが、冷たいモノはより冷たく頂けます。口縁が軽く膨らんでるのも口当たりの良さを演出しています。日用と美術の狭間にある楽しいうつわなのです。

まとまって見られる機会に恵まれることを祈りつつグビグビッといっちゃいます:-)








by waninogena2 | 2016-05-03 19:56 | うつわ | Comments(0)


文京区千駄木にある現代作家のうつわのギャラリー 箒星+g のブログ。目に、手のひらに、そして気持ちに。日々の生活の中にある心地好いモノ達。


by houkivoshi

プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る

カテゴリ

全体
うつわ
旅行と散歩
オブジェ
展示
展示
うつわ
旅行と散歩
未分類

以前の記事

2020年 04月
2020年 02月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月

お気に入りブログ

最新のコメント

モリスゾイさんでたどりつ..
by おかのむぎ at 11:48

メモ帳

最新のトラックバック

ライフログ

検索

その他のジャンル

ブログパーツ

最新の記事

箒星からのお知らせ 2020..
at 2020-04-01 15:57
箒星からのお知らせ 2020..
at 2020-02-28 20:38
すずきたもつ 陶展 - 後記 -
at 2019-12-29 19:26
すずきたもつ 陶展 3 - ..
at 2019-12-20 16:05
すずきたもつ 陶展 2 - ..
at 2019-12-18 14:51

外部リンク

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

陶芸
アート・デザイン

画像一覧