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箒星からのお知らせ 2020.4.1

2020年4月11日(土)から予定していました『小野陽介 陶展 ー 土に触れる ー』は、新型コロナウィルス感染拡大の現況を考慮して7月下旬に延期することにしました。心待ちにされていたお客様には大変申し訳ありませんが、ご理解して頂けますようお願い致します。
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箒星の立ち上げ準備をしている頃、最初にお声掛けしたのがまだ無名に近かった陶芸家・小野陽介さんでした。

呆れるくらい不器用な器、それが僕の第一印象です。それでも何処かで惹かれる自分が居て今日までお付き合いをさせて頂いております。個展をこういう形で延期することは本意ではありませんが、そうも言っていられない現況を日々叩きつけられているのです。

作る人と売る人、共に何かしなくては日々の生活は成り立ちません。人を動かすことを極力抑えて成立させる形を模索しています。雲を掴むような出口の見えない模索です。

尚、今展に向けて制作されていた作品の一部を、Instagram上+店舗に於いてプレ個展(4/11 ~ 4/19)という形でご紹介させて頂きます。出品作品は100点程です。ご来店に不安のあるお客様は無理をせずに、Instagram上でご覧になって頂けますようお願い致します。

店舗開催の内容は、当日直前まで変更の可能性がありますことを、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

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小野陽介 Pre個展  ー 105 days before ー
会 期:2020年4月11日(土) − 4月19日(日)
時 間:11:00 − 18:00
休 廊:16日(木) / 最終日 17:00まで
在 廊:なし

販 売:Instagram上+店舗に於いて
期 間:2020年4月11日(土)11時 − 4月19日(日)17時
注 意:ご注文が重なった場合は、先着順となります。
留 意:ご入金を確認後の会期後発送となります。








# by waninogena2 | 2020-04-01 15:57 | 展示

箒星からのお知らせ 2020.2.28

2020年3月14日(土)から予定しておりました『菊地勝 陶展 ー 手のひらの建築 ー』ですが、新型コロナウィルス感染の近況を考慮して6月下旬に延期することにいたしました。心待ちにされていたお客様には大変申し訳ありませんが、何卒ご理解して頂けますようお願い申し上げます。
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打ち合わせの段階からとてもいい企画になりそうな、そんな予感さえ感じていました。個展に向けてストイックに打ち込んできたであろう作家の気持ちを考えると痛恨の極みとしか言いようがありません。

誰が悪いと言うのではなく、仕方のないことだと自身に言い聞かせております。

尚、今展に向けて制作されていた作品の一部を、店舗+Instagram上に於いてプレ個展(3/14 ~ 3/22)という形でご紹介させて頂きます。個展と比べて点数は多くありませんので、ご来店に不安のあるお客様はInstagram上でご覧になって頂くことをオススメいたします。


菊地勝 Pre個展  ー 100 days before ー
会 期:2020年3月14日(土) − 3月22日(日)
時 間:11:00 − 18:00
休 廊:19日(木) / 最終日 17:00まで
在 廊:なし

販 売:店舗+Instagram上に於いて
期 間:2020年3月14日(土)11時 − 3月22日(日)17時
注 意:ご注文が重なった場合は、先着順となります。
留 意:ご入金を確認後の会期後発送となります。

送 料:1,000円を超えた部分は、箒星で負担します。
注 意:但し、国内発送分に限ります。








# by waninogena2 | 2020-02-28 20:38 | 展示

すずきたもつ 陶展 - 後記 -

僕は立体が苦手だったと言う課題で挑んだすずきたもつ陶展は、12月22日(日)をもって無事に会期を終えました。
すずきたもつ 陶展 - 後記 -_f0351305_14414284.jpeg
オブジェから始まった陶造形家としての道程は、決して平坦なものではありませんでした。植物から着想を得たオブジェは有機的な柔らかさとその愛嬌で多くのファンを魅了して止みません。しかし、ギャラリーで初めて発表した当初はただの1点もお客様の手に渡ることはなかったそうです。

おる時期からオブジェと呼応させるように器制作に取り組んでいきます。手捻りの強みを遺憾なく発揮した器表現はオブジェと付かず離れずの関係を形成しながら現在に至ります。

今展で初めて取り組んだ陶のランプシェードは、どちらかと言うとオブジェの領域に位置しているようです。力量を余すところなく注いだ作品の完成度は高く、光を取り込んだことで新たな領域への展望が広がっていくのかも知れません。

すずきたもつ 陶展 - 後記 -_f0351305_16204494.jpeg

伝統的な窯業地の材料を用いながらも現代の息吹を絡め取った作品は、オブジェや器と言った固定概念に囚われる事なく更なる発展を遂げることでしょう。

陶土だからこそ可能となる造形表現の高みを目指して、すずきたもつさんは今日も小淵沢の工房で制作に勤しんでいます。

お待ち帰りになられました作品の数々が、皆様の日々の暮らしの中で健やかな時間をつくり出していくことを願いながら結びの言葉とさせていただきます。ありがとうございました。

すずきたもつ 陶展 - 後記 -_f0351305_16092709.png

すずきたもつ 陶展 - 僕は立体が苦手だった -

会 期:2019年12月14日(土)-12月22日(日)
時 間:11:00〜18:00
休廊日:19日(木) / 最終日 17:00まで
在廊日:14 日(土)、15日(日)、21日(土)
延 長:23日(月)-25日(水)

すずきたもつ 陶展 - 後記 -_f0351305_16085209.png

受験の日もそうだったように平面の方がなんとなく思い通りに描けた。どちらかと言うと立体をつくることは昔から苦手だった。

このことが逆転し始めたのはいつの頃だろう。芸大時代を振り返ってみても当初はまだ平面が好きだった。そんな僕が今では造形作家と名乗っているのだからなんとも面白い。

今回、初めて陶のシェードに挑んでみる。あたまの中に生まれたイメージをどう形にしていこう。この感覚こそが僕のたからもの。








# by waninogena2 | 2019-12-29 19:26 | 展示

すずきたもつ 陶展 3 - 僕は立体が苦手だった -

明日は、すずきたもつさんの在廊日です。
果たしてどんの物語が紡がれるのでしょう。
それでは、おやすみなさい。
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朽ちていく過程で虫に喰われた様。
翳りを帯びた表情には儚さをともなう美しさがある。

文化的な爛熟の果て、崩れ落ちていく時代の狭間に生まれた文学的傾向芸術。衰退を意味するデカダンス的な陶の造形は、記憶の中で花をひらく。

そんな妄想に浸りながら窓の外をぼーっと眺めてみたり。

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陶のシェードから洩れる光と陰のうつくしさに魅せられて。

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花がひらき始めた頃でしょうか。
それとも、閉じ始めた頃でしょうか。

ぽかぽか陽気の午後も様々な想いを巡らせながら眺めています。

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木の菓子型を使った陶の壁飾り。
手前から右回りで菊、仏手柑、ぼたん。

細部までこだわりのある作品を前に、多くのお客様が心行くまで楽しんでくださってます。

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石ころのような表情と造形のこんな壺もあります。
生けてあるのは雪冠杉で、箒星のクリスマスツリーです。

ころんとした曲線と杉の直線との対比が面白くてつい愛でてしまいます。

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# by waninogena2 | 2019-12-20 16:05 | 展示

すずきたもつ 陶展 2 - 僕は立体が苦手だった -

オープンと同時に並ぶことはありませんが、着実にご来店して下さり着実にお客様の手に渡っていく日々。とても素敵な時間を共有させていただいております。
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昭和レトロのような街灯型のシェード。
簡素だけでは終わらない造形表現。

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唯一の線刻が施されたシェード。

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スタンダードな鉢型のシェード。
指跡が心地好い幾何学模様を描き出している。

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すずきたもつさんのオフィシャルサイトに掲載された花の虫喰いシェード。

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会期中ではありますが明日はお休みを取らせて頂きます。残すところ12月20日(金)〜22日(日)の3日間となります。

尚、12月21日(土)はたもつさんと一緒に皆様のお越しをお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。








# by waninogena2 | 2019-12-18 14:51 | 展示


文京区千駄木にある現代作家のうつわのギャラリー 箒星+g のブログ。目に、手のひらに、そして気持ちに。日々の生活の中にある心地好いモノ達。


by houkivoshi

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